七十二候の風景 その4
土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
2月18日頃
雪がしっとりとした春の雨に
かわり、大地が潤い始める頃。
「脉」は脈の俗字です。
二十四節気「雨水(うすい)」
二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。
2月もなかばを過ぎ、
梅が咲き出しました
枝垂れ梅も咲いていました
こちらもピンク色(桃色かなぁ?)
蕾(つぼみ)が沢山あるので
色鮮やかな蝋梅(ロウバイ)
いつもの表現ながら
あまり上手に撮れませんでしたが
夕暮れの光と蝋梅
椿(ツバキ)も鮮やかです
こちらは横顔
上の蝋梅と同じく
椿を正面から撮ったもの
撮った場所は忘れてしまいましたが
近くの寺院の門
色鮮やかな色の布が
夕暮れ時の水仙たち
光を透過した花びらが美しい
水仙は何か話しているような
以上、
七十二候の風景 その4
土脉潤起
(つちのしょううるおいおこる)
の風景でした。
沢山の方々に見て頂き
有り難うございます。
ブログに使った写真で動画を
作っています
作っています
こちらもご覧ください(^^)/
https://www.youtube.com/channel/UCWQjNKUDOeO7nD-8udYmdhA/videos
まめに更新しますので
宜しくお願いします(^-^)/
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