七十二候の風景 その10
雀始巣
(すずめはじめてすくう)
3月20日頃
雀が巣を作り始める頃。
昼の時間が少しずつ伸び、
多くの小鳥たちが繁殖期を迎えます。
二十四節気「春分(しゅんぶん)」
二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。
七十二候の風景もだんだんと
いまの時期に近づいて
投稿をアップする今日の
2か月ほど前
近くの梅園は
枝垂れ梅が満開
手前から奥まで
梅の花びら
光を透過すると
近所の桜の名所
霞間ヶ渓の橋の上から
桜の蕾が開きかけています
名所のほどけかけた
場所によっては
霞間ヶ渓から少し離れた場所の
白い桜
青空をバックに
黄色の水仙は
これからは桜の季節が
始まりますね
次回をお楽しみに
以上、
七十二候の風景 その10
雀始巣
(すずめはじめてすくう)
の風景でした。
沢山方々に見て頂き
有り難うございます。
ブログに使った写真で動画を作っています。
まめに更新しますので
宜しくお願いします(^-^)/
0 件のコメント:
コメントを投稿