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2014年6月1日日曜日

その14 鴻雁北 七十二候の風景


七十二候の風景 その14

鴻雁北
(こうがんかえる)
4月10日頃

雁が北へ帰っていく頃。
雁は夏場をシベリアで、
冬は日本で過ごす渡り鳥です。

二十四節気「清明(せいめい)」







二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。


七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。



桜の花が見頃の時期

今年は気に入った写真が撮れました。
写真を撮りはじめて2年目
少しは成長できたかなぁ?


白色、薄紅色、ピンク色の
桜の花

アップで撮ると
普段見える世界とは
違って見えます。





違う場所で撮ったものですが

こちらも白、薄紅、ピンクの
色の組み合わせ




桜の花のかたまり

光を受けて
美しいですね。




枝垂れ桜の花

陰影の加減が
良いですね。




中心付近は少しだけ
ピンク色の白い桜

緑色の葉と相まって
淡い世界が広がります




上の桜の花ばな

光と背景の加減で
また違った見え方に




背景に見えるのは
オレンジ色のチューリップ

枝垂れ桜とチューリップ




オレンジ色のチューリップ

チューリップの咲く姿は
本格的なはるの訪れを
感じさせますね。




違った場所での

ピンク色のチューリップ




たまに朝の散歩で訪れる
多治見市虎渓山永保寺

ツツジの紫色が
美しい




以上、

七十二候の風景 その14

鴻雁北
(こうがんかえる)

の風景でした。

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