七十二候の風景 その17
霜止出苗
(しもやみてなえいずる)
4月25日頃
霜が降りなくなり、
苗代で稲の苗が生長する頃。
霜は作物の大敵とされています。
二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。
さくらの季節が終わり
藤の花に
華やかなチューリップを見つけました。
最近はチューリップの咲く時期を
また違った品種のチューリップ
はなの先が
パステル調の朱色
オレンジと黄色のチューリップ
とても華やかで
淡い赤紫色の藤の花
先端の花の開いていない部分は
ライトアップされた
藤色の藤の花
青紫と薄紫の組み合わせ
花の一部の黄色が
曼陀羅寺の藤棚
白色がメイン
紫と黄色がアクセントの
ハナミズキが街路を
池に浮かぶ凄い数の
名残惜しいですが
また、来年を楽しみにしたいですね
以上、
七十二候の風景 その17
霜止出苗
(しもやみてなえいずる)
の風景でした。
沢山方々に見て頂き
有り難うございます。
ブログに使った写真で動画を作っています。
まめに更新しますので
宜しくお願いします(^-^)/
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