七十二候の風景 その31
温風至
(あつかぜいたる)
熱い風が吹き始める頃。
温風は梅雨明けの頃に吹く南風のこと。
日に日に暑さが増します。
二十四節気「小暑(しょうしょ)」
二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。
昨年のこの時期は
地元近くのゆり園に
行きました
ひのき林の中に植えられた
ゆりは珍しい風景みたいです
ゆりの咲く旬の時期は
以前、写真を投稿したことのある写真
まるで天国の様とのコメントを
もらったことのある
薄いピンク、赤紫、紫の
3色で並んだ
赤紫のガクと
カラフルな蕾の
薄いピンクの睡蓮
ゆりのアップ
色のグラデーションが
古民家を改造した珈琲店の
ひまわり畑の近くで
見かけたミツバチの巣箱
ミツバチは此処にいました
早咲きの向日葵(ひまわり)の
早咲きのひまわり畑
これからの季節
以上、
七十二候の風景 その31
温風至
(あつかぜいたる)
の風景でした。
沢山方々に見て頂き
有り難うございます。
ブログに使った写真で動画を作っています。
まめに更新しますので
宜しくお願いします(^-^)/
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