七十二候の風景 その26
腐草為螢
(くされたるくさほたるとなる)
6月10日頃
草の中から蛍が舞い、
光を放ち始める頃。
昔は腐った草が蛍になると
考えていました。
二十四節気(にじゅうしせっき)は
半月毎の季節の変化を示していますが、
これをさらに約5日おきに分けて、
気象の動きや動植物の変化を
知らせるのが七十二候
(しちじゅうにこう)です。
二十四節気と同じく古代中国で作られました。
二十四節気が古代のものが
そのまま使われているのに対し、
七十二候は何度も変更されてきました。
日本でも、江戸時代に入って
日本の気候風土に合うように改定され、
「本朝七十二候」が作られました。
現在主に使われているのは、
明治時代に改訂された「略本暦」のものです。
ちなみに「気候」ということばは、この「節気」と「候」からできています。
七十二候の名称は、
気候の変化や動植物の様子が
短い文で表されています。
私たちの暮らしでは目にする機会の
少ない事象もありますが、
おおかたはその時期の「兆し」を伝え、
繊細な季節のうつろいを
感じさせてくれます。
紫陽花の季節ですね
赤系の紫陽花と青空
赤系の紫陽花
こちらのガク紫陽花は
薄紫色の色付きはじめの紫陽花
青系のガク紫陽花
ガクの青色が
少し紫色に近いグラデーション
蕾の開いたばかりの青さも
薄紫系の紫陽花
紫色のガクの裏側も
カシワバアジサイ?の
咲き始めの状態かなぁ?
変わって
薄紫の花菖蒲
逆光で花びらが
はじめて見かけた星形の花
ちょっと調べてみたら
星桔梗(イタリア桔梗)に似ているよう
最近、紫陽花の写真を
撮り溜めているので
近いうちに紫陽花をまとめたブログも
投稿します
以上、
七十二候の風景 その26
腐草為螢
(くされたるくさほたるとなる)
の風景でした。
沢山方々に見て頂き
有り難うございます。
ブログに使った写真で動画を作っています。
まめに更新しますので
宜しくお願いします(^-^)/
0 件のコメント:
コメントを投稿